読みは「クレナイのアスラシン モウセツガンダム」

電撃ホビーマガジンにて開催された「三国伝組み換え武将コンテスト」の「オリジナル武将部門」に応募したもの。
流石にまた大賞を頂くなんてことは出来ませんでしたが、バンダイ賞をいただきました。

・・・
>コンテストのもうひとつの部門である「新武将部門」は3/20締切りだし
>三国志あまり知らないので多分スルーだと思います。
>適当に調べて名前後付するってのもいいんだろうけど・・・
>そういう形式ではあまり思い入れのない作品になりそうなので、ね


お前応募しないんじゃなかったのかよ!!

という声が聞こえてきそうですがホントにするつもりなかったんです!でもなんか周りの人がみんな応募してたからちょうど完成しそうな孟獲を孟節ってことにして応募したんです><

それ以外にも紆余曲折のあった作品です。
画像やら詳しい説明は↓から!




同じような内容ですがfgにも投稿しています。

オリジナル武将部門の概要は「『三国志』の武将から新たに『三国伝』武将を作り上げる」といったもの。

アニメ三国伝公式サイトでも他の作品と一緒に掲載されています。
5/10より選外の作品も全て掲載されるとのこと。
ちなみに電撃ホビーマガジン本誌だと何故か出身が大阪府に・・・何故?



送った画像その1
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孟獲ガンダムの兄にして阿修羅神拳の伝承者。
南蛮の王の座を天の刃である孟獲に譲り、自分は拳の道を極めることを選んだ。
孟獲の他に孟優という弟がいるが、あまり仲は良くないらしい。

格闘メイン・手持ち武器無しなのでとにか派手に・くかっこ良く動くようにしました!
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↑の文章は応募したときそのまんまの文章です。
モチーフはヤルダバオト。

孟節を演者にした理由は孟獲からシフトしやすかったというのが一番の理由ですが
孟節という存在そのものが三国志演義の架空の人物ということで
三国志をあまり知らない自分がタッチしてもいいかな?と思えたことも理由の一つです。
孟優という弟がいたのもネタ的に面白いかなぁと。多分孟優は青色なんでしょう。


送った写真その2
立髪のようなパーツは公式の孟獲の設定を活かそうと思い、阿修羅王のパーツを使用しています。
後頭部ではなく背中に接続しているのはそのへんの理由もあるのですが
後頭部に立髪付けたらヤルダバオトに見えて当たり前でつまらないと思ったというのもあります。
こういうモチーフがはっきりとしてる物を作るときは、全く同じ記号はなるべく使わないようにしてますね。
後は単純に後頭部に付けたら可動が制限されたり、重さに耐え切れなさそうだったので。

踵に爪が追加されていますが、つま先の爪とバランス取るのと合わせて転倒防止の意味もあります。


送った写真その3
少ない写真で可動範囲が広いことをどう伝えるか?と考えた結果この写真に。
思惑通り?この写真が気に入ってもらえたようです。


送った写真その4
ゴッドフィンガー!!的な(メッキ使えば印象に残りやすいんじゃね?という浅はかな考え)



ここからは元ネタであるヤルダバオトの戦闘アニメ風の画像を貼りまくります。
紅の修羅神をBGMに流しながらどうぞ。
そんなんいいから改造のポイントとか教えろよ!というという方は一気にジャンプ!


「でえい!!」

「でやあああっ!!」

「せいやぁっ!!」



「砕く…止めても無駄だ!」

「我が阿修羅神拳の前に…敵はない!」


「はぁっ!!」  「はっ! はぁっ!!」

「ぬおおおっ!!」  「でえいっ!!」

「はああっ!!」

「阿修羅! 猛撃拳!!」




「貴様は俺を…怒らせたッ!!」

「はああああっ!!」



「おりゃあっ!!」

「おおおおおおおおっ!!」

「でやあっ!!」

「奥義を受けろ!!」


「神拳! 爆砕!!」


「はあっ!!」



「…成敗ッ!!」


適当にポーズをいくつか

肩が引き出し関節なので腕組ポーズもできます。
髪の毛のラインがちょっとシャッフルハートっぽくも見えますね。


手の甲の青いパーツは左右に展開できます。
こういう腕のパーツが展開するアクション(例えばシェルブリットみたいな)やつは好物です(´ー`)


ハイキックも問題なく決まります。
バランス調整すれば支えなしでなんとか片足立ちも可。



部隊兵フルボッコの巻
青いエフェクトパーツはリボルテックケンシロウ北斗無双Verから
緑のエフェクトパーツはHGOガンダムのGNフェザーを丸めたもの




ここからはパーツ構成について

1枚目:市販のパーツを多く使用していますが、壊れたり疲労した時に交換しやすくするためです。
2枚目:腰のひねりのためにイエサブのBJ。膝はコトブキヤのABSユニット(Wジョイント)。
3枚目:首はHJに載っていたダブルボールジョイントを使う方式で。
肩は昔のHG1/100あたりの肘によく使われていたPC 三国伝の肩が丁度良く刺さります。


1枚目:頭部の分解状態。マスク側に3mmの棒を固定して目を通して頭に刺す、といった感じです。
2枚目:目のパーツはパテ&おゆまるで複製。色々パターンを作りましたが、使ったのはごくわずかw


肘はコトブキヤのABSユニット(Wジョイント)握り拳と平手はコトブキヤのフレームアームズシリーズ。
金の平手は以前メッキ加工してもらったときの副産物を流用。


見た目と開脚を両立するために、足首は上に引き出せるようになっています。 右が引き出し状態。
構造そのものはHGダブルオーを真似ました。


フロント・サイドスカートはスプリングで接続。リアはABSユニット(Hジョイント)


立髪もどきはOガンダムの腕(接続部はOガンダムの腿付け根)・阿修羅王の肩鎧、背中飾り・
孟獲の背中飾りを延長したもの(その付け根は新しい方のBB戦士ゴッドガンダム)で構成。


無改造の孟獲と比較。
なるべく孟獲のデザインを崩さないようにするため、パテを盛っている部分は「デザインの延長線上にある感じ」で形作ってます。(詳しくは以降の製作途中画像を参照)




色々と改造の歴史。
元々は孟獲の可動を増やそう程度にしか考えてなかったけど、途中でヤルダバオトも混ぜようと思いつき
色々追加していたらなんやかんやで完成まで1年以上かかったような…

肩は元のデザインに沿ってプラ板を貼って大型化。背中の飾りも同じように延長。
胴体も左右に広げています。


3枚目あたりからヤルダバオトっぽくなってますね。


2枚目がだいたい最終型
肘の関節と胸周りは完成形とはちょっと違います。




俺より強い奴に会いに行く的なポーズで〆

制作期間が長かったのもあって、その間に作ったヤツのノウハウが色々入ってたり
自分の中では結構思い入れのあるものになりました。
単純に動くだけではなく動かしやすさも考えてやったので、これ以上よく動くものを作れ!と言われたら
今はちょっと厳しいかな・・・という感じですw

若干自画自賛が入ってますがまぁそれくらいの思い入れということで。



投稿日: 2011年5月3日 6:05 PM|カテゴリー: 玩具・模型・etc, 自作・改造

この記事へのコメント

  1. Aldo atmadja2015年9月11日

    Hallo there…nice to meet u..im really interested with ur work…amazing design..btw how to make that eyes decall/sticker??can i get the soft copy for the eyes?thnx very much

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